【任意接種(有料)】おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

予防できる病気

おたふくかぜを予防。発熱後、耳下腺や顎下腺などの腫れが1週間ほど続きます。合併症として無菌性髄膜炎や脳炎などがあります。難聴を引き起こす頻度は高いです(0.5%~0.01%)

接種方法

皮下注射

接種期間

1歳から就学前までの幼児

標準的な接種期間と接種間隔・回数

1歳以降に1回。より確実に免疫をつけるには、小学校入学前の1年間に2回目の接種がすすめられます。

副反応について

接種部位に赤みや腫れ、発疹や発熱が一時的に見られることがあります。接種2~3週間後に、発熱や耳の下の腫れ、おう吐、せき、鼻水などがあらわれることがあります。無菌性髄膜炎を発症することがありますが、おたふくかぜによる無菌性髄膜炎の発生より頻度ははるかに少なく、また軽症です。まれにアナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎脳症、急性血小板減少性紫斑病、難聴、精巣炎などがあらわれることがあります。

注意とポイント

1歳以降、生後24~60ヶ月(2~5歳)の間に接種することが望ましいです。できれば集団生活が始まる前の接種がすすめられます。より確実に免疫をつけるには、2回の接種が進められます、2種混合(MR)や水ぼうそうなど他の生ワクチンとの同時接種が可能です。